相馬野馬追
先週末も福島県のボランティア活動に参加させていただいた。しかし、今回のボランティア活動の目的は、ボランティアの目的ではなく、南相馬市をもっと知るための活動だった。不安な生活を送ってしまっている福島県民がいるのでずっと遊んでいたわけではなく、1日目は仮設住宅でお茶会を開き、「励ます」という意味でまだ仮設住宅に住んでいる人々と楽しく時間を過ごさせていただいた。
福島県の南相馬市はメジャーな街ではないが、毎年南相馬市で相馬野馬追という有名な祭りが行われる。他のボランティアもそうだろうが、何回も南相馬市に行ったことがある僕は、南相馬市の歴史などに乏しい。今回のボランティア活動は、相馬野馬追に合わせ、行われた。相馬野馬追は3日間を亘り、行われる祭りだそうだが、相馬野馬追の2日目(日)に行われた祭りを見させていただいた。侍の格好をしている市民が馬に乗る祭りなのだが、侍が格好いいと改めて感じた。江戸時代までタイムスリップをしたくなった(笑)
「起源は、鎌倉開府前に、相馬氏の遠祖である平将門が、領内の下総国相馬郡小金原(現在の千葉県松戸市)に野生馬を放し、敵兵に見立てて軍事訓練をした事に始まると言われている」(ウィキペディアより)。これほど歴史深い祭りだと知らなかった僕は、この祭りをとても楽しみ、いつかはもう1度見たい。
祭りが始まると、馬に乗っている市民が、もう1人の市民の家に行き、様々な言葉を叫ぶ。迫力があり、実際に侍が挑んだ戦はどういうような戦だったが想像できる。
祭りの開催地は南相馬市にある競馬場。2時間を亘る行事だが、侍の格好をしている市民が馬を乗ったまま競馬場に行く。班ごとに分かれ、もう少し日本史を知っておけば、もっと興奮したはず(笑)
子供の馬に乗る姿も見られ、可愛かった!
下の写真に写っている2人の人物の名前を知らないが、最も偉い人達に違いない。確かアナウンスで「卑弥呼」と聞こえたが、関係があるだろう。
競馬場のトイレは馬の形(笑)
競馬場で行われる行事が2つあり、競馬場らしい馬の競争とバンッと放った旗をキャッチしようとするイベント。一斉に旗をキャッチしようとする侍の姿が滅茶苦茶でとても面白い。残念なことに、座っていた席の前に大きな木が邪魔で旗をキャッチする姿が見にくかった。
福島県が山に囲まれ、とても綺麗。
馬が意外に乱暴な性格で勝手に走る時がある。気を付けなければならない!
確か競争や旗をキャッチした人は、このくねくねした道を登る。「丘の上に俺を見ろ」という意味で勝ち主がこの丘を登るだろう。
日本の祭りが大好きなのでオススメのがあれば、教えていただくと嬉しい。
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