京都府

天皇が江戸(現在の東京都)に引っ越す前に、京都府は日本の首都だった。正式に東京はいつ日本の首都になったかは不明のようだが、18世紀の後半だったそうだ。日本の歴史を辿ってみると、京都府では、何回か火事があったことが分かる。そのせいで、いくつかの寺社が燃えてしまい、再建された。それでも、京都府は日本の他の都道府県より古く、伝統のある社寺や歴史がぎゅっと詰まっている場所などが多い。確か、京都市は世界一世界遺産が多い街。東京都の次に、京都府が最も訪日外国人が訪れる街のようだ。訪日外国人が主に訪れる京都市は比較的に広い街ではないが、見たり、体験したり、触れ合ったりできるものが山ほどある。京都府はよく雑誌やテレビ番組で紹介され、行ってみたい!と発見する所が沢山あり、殆ど毎年僕は京都府を訪れている。

今年の1月に、また京都府を訪れてきた。2泊3日で京都市を訪れ、京都市は他の日本の街より狭く、簡単にバスで回れるのに3日が足りないと感じた。3日だけで京都府の魅力をほんの一部しか楽しめなかった。訪れてみたい観光地や歴史のある所が山ほど残り、御朱印を集めている僕は、近いうちにまた京都府を訪れようと思う。何枚の御朱印を書いてもらったり、美味しいものを沢山食べたりし、充実した旅行ができた。

京都府は歴史が残る場所から日本の一般的な観光地に変わったと私は感じ、京都府の殆どの場所に大勢の観光客を見当たる。そうは言っても、京都府がとても美しく、来日する時に、訪ねるべき場所の1つ。このブログを読み、行ってみたい!食べてみたい!と思わせる何かが出てくると嬉しい。

今回の旅行は、東京駅で始まった。午前6時頃に、駅弁を販売している店に入った。早い時間帯だったのにかかわらず、満員電車かのように動きにくいほど大勢の客がいた。新幹線の窓から変わる景色を眺めながら駅弁を食べるのが大好き!至福のひと時。





日本にしかないアニメ関連の商品を求め、海外から買いに来る訪日外国人が多くなってきている。僕はそういうものに興味がない。そうは言っても、最近は何年ぶりに面白いと思うアニメを見つけた。そのアニメは、他のブログにも紹介した「ゲゲゲの鬼太郎」。妖怪が大好きな僕は、妖怪のことをもっと知りたいと思い、ゲゲゲの鬼太郎を見始めた。ゲゲゲの鬼太郎で怖いとよく言われる妖怪は、面白く描かれていて、気軽に楽しめる。ゲゲゲの鬼太郎の駅弁を見かけた瞬間に「これにする!」と一瞬で買う駅弁を決めた。





何回か新幹線に乗ったことがあるが、はっきりと富士山を眺めるのが始めて!🗻


京都府の京都市に着き、最初は和菓子作りに挑戦してみた!和菓子の形を整えるのは、意外に難しく、殆どの作業はその教室の先生にしてもらった(笑)和菓子は健康的に見えるが、洋菓子より和菓子の方が糖分が多いそうだ。京菓子司末富という所で和菓子を作った。





先生が作った和菓子


自作



残念ながら他の街のように、京都市が近代化してきた。四条河原町という所に行くと、ブランド品を販売している店や他の要らない店が沢山見かける。その辺から離れ、少し探索をし、こういうような立ち並んでいる京町家が見えてくる。日本の大都会では、この風景を見かけなくなり、日本の伝統に触れ合う機会が日々少なくなってしまっている。歴史がぎゅっと詰まっているこの家に、僕は憧れている。いつかはこのような町家を購入し、中身を改造し、住みたいと思う。




京都府で湯豆腐が名物。初日の昼御飯は、おかべ家という豆腐専門店で食べた。



そう見えないだろうが、この写真に写っている食べ物の殆どは豆腐でできている。



昼御飯の後は、清水寺でお参りした。延暦17年(798年)坂上田村麻呂という平安時代の武官が仏殿を建てられ、多くの建物が寛永8年から10年(1631年から1633年)に徳川家光により、建てられたと言われている。一般的に公開されてる本堂は寛永10年(1633)に再建されたそうだ。この日に、工事が行われていて、いい写真を数枚しか撮れなかった。




清水寺の中にある地主神社。良縁を結ぶ神社。



清水寺の御朱印


次は抹茶が有名な宇治市に移動し、平等院を見に行った。現在、残っているのは、鳳凰堂(ほうおうどう)という寺だけだそうだ。平等院の歴史が分かりやすく説明されているこのサイトを見つけたので紹介する。

「859年 光源氏のモデルと言われる源融が現在の平等院の地に別荘を営む。
998年 藤原道長が別荘を譲り受け、別荘・宇治殿となる。
1027年 道長が亡くなる。
1052年 道長の子・頼通が宇治殿を寺院に改める。
1053年 鳳凰堂が建立される。
1951年 十円硬貨表面に鳳凰堂が刻印される。
1994年 古都京都の文化財の一つとして世界遺産に登録される。

2001年 一万円札裏面に鳳凰像が刻印される」。



紫に光っている京都タワー


先斗町という京町屋の雰囲気が漂うレストランが立ち並んでいる商店街に移動し、晩御飯として鍋を食べた。確か、京都風の鍋は有名だが、意外に高かったので一般的な鍋料理にした。




2日目の朝御飯は、大好きな伊右衛門サロンで食べた!お茶を製造している会社が日本にいくつかあるが、最も気に入っているのが、伊右衛門のお茶。やはり抹茶が入った方が、 お茶が何倍も美味しくなる!伊右衛門サロンというのは、伊右衛門(今はサントリーが持つ会社)が始まったカフェ。爽やかなお茶を飲みながら豪華な物が食べられる。






次に、南禅寺の方に向かった。「南禅寺は、京都市左京区南禅寺にある臨済宗南禅寺派の大本山です。本尊は釈迦如来、開基は亀山法皇です。日本で最初の勅願禅寺です。勅願寺というのは、当時の天皇、上皇が国家鎮護、皇室繁栄などを祈願する目的で建てる祈願寺のことで、寺格のひとつです。南禅寺は京都五山、鎌倉五山の上の寺格で、格別扱いになっています。つまり、国内における禅寺の中では、最も寺格が高いものです」(このサイトより)。南禅寺は、「ロスト・イン・トランスレーション」という有名な映画で観たことがあるだろう。




南禅寺の御朱印



その後は、銀閣寺の方に向かった。銀閣寺の方が、訪日観光客が少ない上に、境内に小さい日本庭園があり、金閣寺より銀閣寺の方が僕は好き。簡単に銀閣寺のことが分かるこのサイトを見つけたので紹介する。


「場所は、京都府京都市の左京区にあります。そして歴史についてですが、創建されたのは延徳2年(1490年)。銀閣寺は、慈照寺(じしょうじ)とも言います。室町時代の後期に栄えた東山文化を代表とする建造物で平成6年(1994年)には世界遺産にも選ばれました。こちらの宗派は臨済宗相国寺派で銀閣寺は相国寺境外塔頭です。銀閣寺はというのは観音殿、寺院の全体を含めたの事で、観音殿のみですと「銀閣」です。構造は、1層に真空殿という書院造、2層に仏殿造となっています」。







銀閣寺の御朱印



この日の昼御飯は、京都府の名物であるにしんそば。日本茶が大好きな僕は、普通の蕎麦ではなく、茶そばにした。鰊(にしん)は美味しかったが、スープの味が濃すぎ、自分の好みではなかった。


昼御飯の後に、金閣寺を見に行った。ピカピカの金色に光っているこの寺は、特に、アジア人の訪日観光客に大人気。金閣寺には、いつも大量の観光客がいるのでざわざわしていて、好きな場所ではなくなった。日本の庭園や寺社などに行くと、本来の静かで自然な雰囲気を楽しみたいが、金閣寺では、そうしにくくなった。残念極まりない。

「1224年 西園寺建設 
1397年 金閣寺建設 
1649年と1906年 戦や雨風でダメージを受けた金閣寺の大修理 
1950年 放火により金閣寺全焼 
1952年 再建スタートと完了

11987年 昭和の大修理」(このサイトより)。


この日に、金閣寺の下の方が開いていて、中身が丸見えだった。見ての通り、仏像などが入っている。






金閣寺の御朱印




京都府には、抹茶を製造したり、販売したりする有名な老舗がいくつかある。その有名な老舗の1つは、辻利。殆ど毎日抹茶を牛乳に混ぜて飲むほど抹茶が大好きな僕は、辻利本店で念願の抹茶パフェを食べた!別世界に入った気分を味わえるほど美味しかった!


京都府での最後の日に、京都発祥のカフェである小川珈琲であ朝御飯を食べた。



朝御飯の後に、平安神宮で御朱印を書いてもらった。この神宮も、「ロスト・イン・トランスレーション」という映画にも出てき、京都市に行ったことのない人でも見覚えがあるだろう。


「平安神宮は平安遷都1100年を記念し、1895(明治28)年に創建された神社です。境内は桓武天皇が開かれた当時の平安京の正庁、朝堂院が8分の5の規模で再現されています。歴史こそ浅いものの、平安神宮は何回もの改修工事の記録があります。1895(明治28)年の創建当時は、現在の社殿のうち、大極殿(だいごくでん・外拝殿)・応天門(おうてんもん・神門)・蒼龍楼(そうりゅうろう)・白虎楼(びゃっころう)・歩廊・龍尾壇(りゅうびだん)が造営されました。次に1940(昭和15)年に御祭神として孝明天皇御鎮座に当たり、本殿・祝詞殿・内拝殿・翼舎・神楽殿(かぐらでん・儀式殿)・額殿(がくでん)・内外歩廊斎館(祭典の為参篭する館)・社務所が増改築されました。1975(昭和50)年にはこれらの屋根の吹き替えが行われました。1976(昭和51)年に火災で一部が災禍にあったものの、1979年に現在の姿へと復興・完成しました」(このサイトより)。



平安神宮の御朱印




平安神宮でお参りをしてから嵐山の方に向かった。嵐山は、京都市の中心部から離れていて、春に咲く桜と秋に現れる紅葉がこの辺で大人気。抹茶ラテが人気のよーじやで昼御飯を食べた。




四季で変わるとても美しい景色の次に、嵐山の竹林の小径が有名。嵐山に限らず、竹林が日本に沢山あり、嵐山の竹林が訪日外国人で非常に混んでしまう。そのせいで、日本だと感じなくなる場所。嵐山の竹林の小径が、おすすめしにくい。訪日外国人がこの辺に常に大勢いるので散歩しにくい上に、自然な写真も撮りにくい。残念極まりない。



確か、これは縮緬(ちりめん)細工という日本伝統工芸品なのだが、縮緬(ちりめん)細工の専門店を見つけた。このような和雑貨が嵐山に沢山立ち並んでいて、日本の伝統文化が大好きな僕は、ワクワクしながら嵐山でブラブラしていた。


        春か秋にまた嵐山を訪れ、とても美しく、評判のある景色を自分の目で見たい。




一見でこれは普通の抹茶のソフトクリームに見えるが、実は、桜と竹の味だった。癖のある味は、僕の好み。また食べたみたい。




その後に、京都駅でお土産を購入し、東京都に帰った。帰りの新幹線に大好きな駅弁を食べた。確か、華小町という2段のある豪華な駅弁にした。京都府の名物がぎゅっと詰まったこの駅弁は、おすすめ!京都府を訪ねる時に、是非食べてみて下さい。



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